2019年度より、京都コンサートホールの新しい事業がスタートします!
第1期(2019年度~2020年度)京都コンサートホール
登録アーティスト制アウトリーチ事業
-
「アウトリーチ」とは?
「アウトリーチ Outreach」とは「手を伸ばすこと」を意味します。普段、クラシック音楽を聴く機会のない方々へアーティストが直接出向き生演奏を届ける――近年、そんな「アウトリーチ活動」に携わる音楽家が増えてきました。
-
「京都コンサートホール 登録アーティスト制アウトリーチ事業」とは?
京都コンサートホールでは、2019年度から京都ゆかりの若手音楽家を起用する[京都コンサートホール 登録アーティスト制アウトリーチ事業」を開始します。
この事業には次の3つの目的があります。①音楽を通して地域の活性化を図ります。
②新たな観客や聴衆づくりを意識し、京都における未来のクラシック音楽ファンを増やします。
③京都にゆかりのある新進音楽家の演奏機会を増やし、音楽活動をサポートします。京都コンサートホールは、これら3つの目的を掲げて共に活動してくれる新進音楽家の方々を募集します。京都コンサートホール登録アーティストとして合格した新進音楽家の方々には、2019年4月から2年間にわたって、京都市内を中心としたアウトリーチ活動等に参加していただきます。
「京都のクラシック音楽界をもっと盛り上げたいなぁ」、「自分たちの活動やクラシック音楽について、もっと色々な人々に知ってもらいたいなぁ」、「演奏機会をもっと増やして、本番に強い演奏家になりたいなぁ」など、そんな思いを抱いている新進音楽家の方々からの積極的なご応募をお待ちしております。
京都コンサートホールと一緒に、京都の新しいクラシック音楽シーンを創りませんか?
-
第1期(2019年度~2020年度)登録アーティスト 募集要項
1.事業の目的
①音楽を通して地域の活性化を図ります。
②新たな観客や聴衆づくりを意識し、京都における未来のクラシック音楽ファンを増やします。
③京都にゆかりのある新進音楽家の演奏機会を増やし、音楽活動をサポートします。
2.応募対象
対象:京都にゆかりのある音楽家
(例)京都出身の方、京都在住の方、京都の教育機関で学ばれた方、京都在住の指導者から長年にわたって指導を受けた方 等。部門:①ピアノ(ソロ、連弾) ②弦楽器(ソロ、デュオ、トリオ、カルテット)
※メンバー全員が京都にゆかりのある音楽家であること。年齢:不問。ただし2019年4月の時点で国内外の大学学部卒・大学院修了から5年以内の方。
※学生は応募不可(ただし博士課程の学生を除く)条件:研修会、ジョイント・コンサートをはじめとする当事業のスケジュール(項目7に記載)にすべて参加できること。
3.事業実施期間
2019年4月1日~2021年3月31日(2年間)
4.活動内容
・登録アーティストと、本事業コーディネーター(アウトリーチ活動やプログラムについて助言をする者)及び京都コンサートホール職員が共にアウトリーチ・プグラムを開発し、京都市内の小学校や病院・福祉施設等に出向いて「生の音楽」を届けます。
・アーティストはアウトリーチ活動を行う中で、コンサートの組み立て方や構成の仕組み、トークの仕方など、今後の演奏活動に役立つノウハウを学びます。
・登録1年目は市内の小学校を中心に活動をします。プログラムは、45分間のトーク付き生演奏です(6~10回程度)。3月上旬にジョイント・コンサート(京都市北文化会館、本事業登録全アーティストが出演)にご出演いただきます。
・登録2年目は市内の小学校で活動を続けると同時に、病院や福祉施設等で大人向けプログラム(45分間のトーク付き生演奏)も提供します。3月上旬に、京都コンサートホールアンサンブルホールムラタで開催する、登録アーティストそれぞれによるリサイタルにご出演いただきます。
5.選考方法(オーディション)
①第1次選考(応募申込資料による審査)
※提出していただいた書類や音源をもとに選考します。選考結果は12月15日(土)以降、参加者本人に郵送で結果を通知します。[申込期間]2018年10月1日(月)~12月8日(土)※必着
[選考]京都コンサートホール
②第2次選考(演奏と面接による審査)
※第1次選考合格者を対象に実施します。第2次選考の合格者は各部門1組を予定。選考結果は2月1日(金)以降、参加者本人に郵送で通知します。[日程]2019年1月20日(日)
[会場]京都市北文化会館 創造活動室
[内容](1)小学4年生のクラス訪問時を想定した、トーク付き15分程度(1~3曲)の演奏。
(2)面接(質疑応答)[選考]児玉 真(一般財団法人 地域創造 プロデューサー、本事業コーディネーター)
砂原 悟(ピアニスト、京都市立芸術大学音楽学部 教授)
岸邉百百雄(ヴァイオリニスト、京都市立芸術大学名誉教授)6.応募の手続き
応募希望者は、所定の参加申込書に必要事項を記入のうえ、3ヶ月位内の演奏(曲は任意)を録音した15分程度の音源(CD)と結果通知用の返信用封筒(82円切手を貼付)を添えて下記まで郵送、又は京都コンサートホールまで持参にてお申し込みください。音源本体には、演奏者の氏名、演奏曲目(作曲者、作品番号、楽章を含む)、録音日を明記してください。なお、提出いただいた書類と音源は返却できませんので、ご了承ください。
[申込期間]
2018年10月1日(月)~12月8日(土)必着
※締め切りは厳守とさせていただきます。応募申込書の遅延は、いかなる理由でも受け付けできませんので、くれぐれもご注意ください。〒606-0823
京都市左京区下鴨半木町1-26
京都コンサートホール
事業企画課
アウトリーチ事業担当 高野 宛7.アウトリーチ事業のスケジュール
①第1回研修会
[日程]
2019年4月20日(土)、21日(日)
[会場]
京都コンサートホール 会議室
[内容]
アウトリーチ概論、アウトリーチ・プログラムの作り方 等②第2回研修会
[日程]
2019年5月25日(土)、26日(日)
[会場]
25日:京都コンサートホール 会議室
26日:京都市北文化会館 創造活動室
[内容]
アウトリーチ・プログラムのランスルー 等③アウトリーチ(小学校訪問) 2019年6月~
④ジョイント・コンサート
[日程]
2020年3月1日(日)
[会場]
京都市北文化会館 ホール⑤アウトリーチ(小学校+病院等訪問) 2020年4月~
⑥リサイタル(90~120分)
[日程]
2021年3月7日(日)
[会場]
京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ8.活動条件
◆訪問コンサート
・1回あたり以下のとおり謝金を支給します(楽器運搬費、衣装代、食事代、諸税を含む)。
ソロ:20,000円
デュオ・トリオ:30,000円
カルテット:40,000円
※ソロでピアノ伴奏が必要な場合は1回10,000円を追加支給。◆アウトリーチ活動にかかる交通費の補助
・1組(伴奏者も含む)1回あたり上限20,000円まで京都コンサートホールが実費負担します。ただし、20,000円を超える分については自己負担とします。◆その他
・上記以外にかかる費用はすべて自己負担とします。 -
■お問い合わせ
京都コンサートホール事業企画課
アウトリーチ事業担当(高野)
TEL: 075-707-6430
E-mail:
〒606-0823
京都市左京区下鴨半木町1-26■主催
公益財団法人 京都市音楽芸術文化振興財団(京都コンサートホール)
京都市