館長/ミュージックアドバイザー
-
鷲田 清一(わしだ きよかず)
哲学者/大阪大学名誉教授、京都市立芸術大学名誉教授。
1949年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科(哲学)博士課程修了。関西大学教授、大阪大学教授、同大学院文学研究科長・文学部長、大阪大学理事・副学長、大阪大学総長、大谷大学教授、京都市立芸術大学理事長・学長を歴任。併せて、日本倫理学会会長、文部科学省文化審議会委員、日本芸術文化振興会評議員、人間文化研究機構評議員、京都大学経営協議員や、京都賞、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞、大佛次郎賞等の選考委員等を務めてきた。現在、せんだいメディアテーク館長、サントリー文化財団副理事長とともに、稲盛財団理事、村田学術振興財団評議員、京都服飾文化研究財団評議員、関西フィルハーモニー管弦楽団評議員なども務める。
これまで哲学の思考を社会の問題発生の現場につなげる《臨床哲学》の活動に取り組んできた。主な著書に、『モードの迷宮』『「聴く」ことの力』『〈弱さ〉のちから』『だれのための仕事』『顔の現象学』『「待つ」ということ』『つかふ』『所有論』など多数。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞受賞。京都市文化功労者、京都府特別文化功労賞、仙台市特別市政功労者。 -
広上 淳一(ひろかみ じゅんいち)
東京生まれ。尾高惇忠にピアノと作曲を師事、音楽、音楽をすることを学ぶ。東京音楽大学指揮科卒業。26歳で第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、コロンバス響のポストを歴任。フランス国立管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響、サンクトペテルブルク・フィルなどへ客演を重ねる。オペラの分野でもシドニー歌劇場へのデビュー以来、数々のプロダクションを指揮。2008年より京都市交響楽団常任指揮者、14年よりミュージック・アドヴァイザーも兼務。15年には同団と共に「サントリー音楽賞」を受賞。20年より常任指揮者兼芸術顧問、14年間にわたり京都市交響楽団と共に歴史を築いた。13年「第32回藤堂音楽賞」、19年度「京都市文化功労者」、20年「令和2年度京都新聞大賞」受賞。京都市ジュニアオーケストラ・スーパーヴァイザーも務めた。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダー、日本フィルハーモニー交響楽団フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)、札幌交響楽団友情指揮者、京都市交響楽団広上淳一、京都コンサートホールミュージックアドバイザー、また、東京音大指揮科教授、京都市立芸術大学客員教授として教育活動にも情熱を注いでいる。
館長
ミュージックアドバイザー