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アンサンブルホールムラタ
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オムロン パイプオルガン
コンサートシリーズ 25年の軌跡

パイプオルガンの写真

 1997年にスタートした「オムロン パイプオルガンコンサートシリーズ」は、ホールのオープン時にパイプオルガンを寄贈してくださったオムロン株式会社のご厚意により、長年にわたり継続して開催してきました。
 今年で25年目を迎える本シリーズは、「よりたくさんの人々にパイプオルガンを知っていただき、気軽にクラシック音楽に触れていただく」ことをコンセプトに、一流の演奏家による本格的なコンサートにもかかわらず、低料金(1,000円)かつ一般市民100名を招待するというスタイルで、これまで25年・60回以上のコンサートをお届けしています。近年では10回連続でチケットが完売しており、高い人気を誇るシリーズに成長しました。これもひとえにこのシリーズを支えてくださった皆様のおかげです。
 25年目を迎えるにあたり、よりたくさんのお客様に同シリーズ及びパイプオルガンについて知っていただくために、これまでご出演くださったオルガニストの皆様からメッセージを頂戴し、ご紹介させていただきます。

オムロン パイプオルガン
コンサートシリーズ25年目に際して

オムロンのロゴ

 『オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ』が25周年を迎えられたことにあたり、心よりお慶び申し上げます。
 弊社は、国内最大級のパイプオルガンを気軽に多くの方に楽しんでいただきたく、1996年から「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」として協賛をしてまいりました。この間、四半世紀にわたり、弊社寄贈のパイプオルガンを沢山のお客様にお楽しみいただくことができましたこと、また、国内外の素晴らしいオルガニストの皆様にも演奏していただくことができましたことを大変光栄に存じます。これもひとえに、関係者の皆さまのご支援、ご協力あってのことと深く感謝しております。
 これからも、「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」を通して、より多くの皆様に充実した鑑賞の機会を提供し、京都の文化芸術の発展に寄与できましたら幸いです。
 今後とも「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」をご愛顧いただきますよう、宜しくお願い申し上げ祝辞と致します。

オムロン株式会社

シリーズご出演のオルガニストたちからのメッセージ

[1]ジャン=フィリップ・メルカールト(10月1日更新)

[2]太宰 まり(10月1日更新)

[3]冨田 一樹(10月15日更新)

[4]中山 幾美子(10月29日更新)

[5]久保田 真矢(11月29日更新)

[6]大木 麻理(12月2日更新)

[7]川越 聡子(12月20日更新)

[8]高橋 聖子(1月17日更新)

[9]土橋 薫(2月4日更新)

[10]フランソワ・エスピナス(2月22日更新)

[11]廣江 理枝(3月8日更新)

[12]桑山 彩子(3月14日更新)

[1]ジャン=フィリップ・メルカールト(Vol.45[2011]・Vol.68[2021]出演)

 私が初めて京都コンサートホールのコンサートで演奏させていただいてからちょうど10年目にあたる今年、再び演奏の機会をいただけたことをとても喜んでいます。このホールのパイプオルガンは、日本だけでなくアジアでも最も大規模な楽器の一つですので、あらゆる時代の作品を弾くことができます。特にヨーロッパ人にとって珍しいのは、4つのストップが日本の伝統的な楽器を模倣したパイプだということです(笙、尺八、篠笛、篳篥)。10年前のコンサートの際は、なんとかしてこれらの音色を使いたいと思い、ベルギー人作曲家による俳句にインスピレーションを受けた4つの作品を演奏しました。最初の作品は与謝蕪村の俳句によるものですが、ちょうどこのコンサートの前日に、私は銀閣寺を訪ねて蕪村が描いた襖絵を観てきました。この経験は、私自身が作品に向き合い演奏するためにも大変重要な機会となりました。忘れられない思い出です。
 京都の聴衆の皆様が、今後も長くこのクライス・オルガンを楽しむことができますように、そしてこのコンサートホールが、多くのオルガニストの皆さまにとって様々なオルガン音楽の美しさをここで披露する場であり続けるよう心から願っています。

ジャン=フィリップ・メルカールト

ジャン=フィリップ・メルカールトの演奏写真 ジャン=フィリップ・メルカールトの演奏写真

Vol.45(2011年9月24日)の模様

★Vol.45(2011年9月24日)公演情報

★Vol.68(2021年9月18日)公演情報

ジャン=フィリップ・メルカールト Jean-Philippe Merckaert

ジャン=フィリップ・メルカールト

ベルギー生まれ。パリ国立高等音楽院でオルガンをオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールに師事し、2005年プルミエ・プリを得て卒業。ベルギーではブリュッセルのベルギー王立音楽院にてジャン・フェラーにオルガンを師事し、2008年修士号を取得。モンス王立音楽院にてクラシック作曲法を学び、2007年修士号を取得。2007年、フライベルクにおけるジルバーマン国際オルガンコンクール第2位、2009年、ブルージュ国際古楽コンクールオルガン部門第2位受賞。 2003年から1年間札幌コンサートホールKitara専属オルガニスト、2011~14年まで所沢市民文化センター ミューズ ホールオルガニストを務めた。現在、那須野が原ハーモニーホールオルガニスト、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所講師、片倉キリストの教会オルガン教室講師。近年、オーケストラ曲の編曲にも力を入れており、様々な演奏会で好評を得ている。CDは「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ ライプツィヒ手稿からのコラール集(2枚組)」(スイス)、「フランク、ドビュッシー、サン=サーンス オルガン編曲集」(パリ)、「シャルル=マリー・ヴィドール オルガン交響曲 第5番」(那須野が原ハーモニーホール)をリリース。

[2]太宰 まり(Vol.1[1997]出演)

 25周年おめでとうございます。このシリーズに形を変えての初回が私の演奏だったと伺いました。待望のコンサートホールが建設されたのが1995年。京都下鴨で生まれ、5歳まで過ごした私にとっても、非常に誇らしい気持ちでした。そこに設置された関西最大のオルガン!ワクワクしました。オルガニストにとって、新しい楽器との出会いは、どんな場合でも心躍ることと言えましょう。初めての人にお会いする時に、どんな人かなあと、少し心配しながらドキドキするのと同じです。ましてや、この楽器は90もの音色を持った楽器です。ポケットに宝物をいっぱい持っている人に会えると、喜び勇んで出かけたことを覚えています。もちろん、音色が多くあり大きなオルガンだから素晴らしいとは限りません。オルガンは一台一台ちがう個性を持つ楽器です。大きくても小さくても、いかにその空間と一体となる豊かな表現が出来るか。どんな音楽を響かせたいのか。オルガン建造家たちは、まずはそのイメージを作り、設計のレイアウトを始めます。どの楽器も、関係者のいっぱいの夢や愛情を受けて生まれてくるのです。そういう期待に応えて、この楽器はいささか欲張り。古い時代の音楽も、新しい時代の作品も、ドイツ系の音も、フランス系の響きも!どんな難題にも答えますよ、と言っているような頼り甲斐のある楽器です。おまけに和楽器の音も揃えているなんて、パワフルなだけではないんですね。コンサートのために、音色を決める時間の楽しかったこと!楽器とさまざまな会話をしながらの音作り。オルガニストの醍醐味を経験させていただきました。
 これからも多くの人々に希望を与え、歌い続ける楽器でありますように。貴重なこのシリーズのますますのご発展をお祈りしております。

太宰 まり

太宰 まりの写真

Vol.1(1997年4月23日)の模様

★Vol.1(1997年4月23日)公演情報

太宰 まり Mari Dazai

太宰 まり

神戸女学院大学音楽学部オルガン専攻卒業。ドイツ・ウェストファーレン州教会音楽大学卒業。ドイツ政府教会音楽家国家資格A級(オルガン)取得。現在、関西学院大学オルガン講師。(一社)日本オルガニスト協会会員。

[3]冨田 一樹(Vol.64[2019]出演)

 この度は「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」25周年誠におめでとうございます。パイプオルガンという楽器がまだまだメジャーではない中、本格的でボリュームもしっかりとしたオルガンコンサートを破格のチケット料金でお楽しみ頂く公演として、このシリーズが四半世紀もの間皆さんに愛され続けている事に対し、畏敬の念を抱きます。
 私が担当したのは第64回「オルガニスト・エトワール」での公演で、西日本最大級の大きさを誇る楽器という事もあり、なんとも豪華で演奏効果のあるJ.S.バッハや、普段はそれほど取り上げない後期ロマン派、近代の作品も披露しました。その中で特に印象深く記憶に残っているのは、プログラムに即興演奏のリクエストを頂いた事でした。それも本番2日前に渡される「京都コンサートホールの提示する主題による」という極めて難易度の高いもの。わくわくしながらも非常に悩ましい気持ちで挑んだ事を思えています。
 パイプオルガンは演奏者によって同じ作品でも違った演奏、違った響きに聞こえるという特殊な楽器です。これからも様々なオルガニストが出演する中で、豊富なプログラムと多彩な響きで人々を魅了し、オルガン音楽の世界をより深く広げてくれる事でしょう。パイプオルガンを使った公演企画のさらなる発展をご祈念しております。

冨田 一樹

冨田 一樹の演奏写真 冨田 一樹の演奏写真

Vol.64(2019年9月28日)の模様

★Vol.64(2019年9月28日)公演情報

冨田 一樹 Kazuki Tomita

冨田 一樹

大阪音楽大学オルガン専攻を最優秀賞を得て首席で卒業。同大学音楽専攻科を修了。リューベック音楽大学大学院オルガン科修士課程を最高得点で修了。オルガンをアルフィート・ガスト、土橋薫、ピアノを大竹道哉、古楽をハンス・ユルゲン・シュノールの各氏に師事。ライプツィヒ第20回バッハ国際コンクールのオルガン部門にて日本人初となる第一位と聴衆賞を受賞。これまでに「咲くやこの花賞(音楽部門)」「音楽クリティック賞(奨励賞)」「坂井時忠音楽賞」等を受賞。ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(2016年12月)に出演。バロック音楽を得意とし、国内外で数多くの演奏会に出演。YouTubeにてパイプオルガンを紹介する活動も行う。(一社)日本オルガニスト協会会員。

[4]中山 幾美子(Vol.10[2000]・Vol.21[2003]出演)

 わたしが京都コンサートホールのオルガンを初めて目にしたのは完成前、ヘルメットをかぶって建造中のオルガンを見学させてもらった時です。アンシンメトリーに配された巨大な楽器はまだ弾くことはできませんでしたが、期待はふくらみました。
 初期のオムロン・デイライト・コンサートを含めて回の出演機会をいただきましたが、当時は完全に自由な選曲が許されていました。ただ何か話を入れなければいけないことに全く慣れず、コラール編曲を弾く前に、もとの旋律を紹介しようと思っていたのに、喋った後にはすっかり忘れてしまったこともありました。オルガンは国や時代によって大きく特徴が異なりますが、ドイツ、フランス両方の(少しだけ日本の)音色を持つ最大級の楽器を演奏できる機会は他になく、勢い他の楽器では演奏しにくい大曲も組み入れていました。何を弾いてもよいというのは演奏者としてはありがたく、何度も足を運んだ聴衆のひとりとしても、奏者によってバラエティーに富んだプログラムを安価で聴くことができるうれしい機会でした。
 ホールオルガンの役割のひとつはオーケストラ作品や合唱曲での共演ですが、日本ではソロの演奏会も欧米のように教会ではなく、ホールオルガンが大きな役割を果たします。昨年はコロナ禍で初めて休止になってしまいましたが、オムロンのシリーズが今も継続されていることはとても感謝です。オルガンは正しいメンテナンスを行えば建物より長持ちするぐらいですが、やらなければ“粗大ごみ”となってしまいます。このオルガンが今後も長く活躍し、より多くのコンサートが行われ、みなさまに親しまれる楽器であってほしいと願っています。

中山 幾美子

オルガン組立時の様子

オルガン組立時の様子

★Vol.10(2000年1月22日)公演情報

★Vol.21(2003年9月6日)公演情報

中山 幾美子 Kimiko Nakayama

中山 幾美子

同志社女子大学学芸学部音楽学科及びハンブルク国立音楽大学卒業。ハンブルク、京都などでリサイタルを行う。二度にわたりポーランドのクラコフ夏期オルガン連続演奏会にて招聘演奏した他、京都コンサートホール、宝塚ベガホールなどで度々演奏。また日本キリスト教団京都教会にて、10回にわたりオルガンのコンサートシリーズを行った。通奏低音奏者、伴奏者としても数多くの演奏会に出演。室内楽やオーケストラとの共演も多い。CD「クリスマス・オルガン曲集」をコウベレックスよりリリース。 現在、同志社女子大学音楽学科嘱託講師。同志社大学、同志社女子大学などでオルガニストをつとめる。(一社)日本オルガニスト協会会員。

[5]久保田 真矢(Vol.36[2008]出演)

 「オムロン パイプオルガンコンサートシリーズ」25周年おめでとうございます。このオルガンは合唱の伴奏、オーケストラのオルガンパート担当、ソロ演奏などで弾かせて頂き、多くの思い出があります。特にこのシリーズVol.36(2008年)では、念願だった編成の金管楽器とのコラボレーションが叶い、お話を頂いた時には小躍りせんばかりに喜びました。日本有数の大型オルガンと金管アンサンブルの輝かしい響きを想像しながら、「展覧会の絵」をメインのプログラムに選びました。楽譜を作り、またレジストレーション(仕込み)にも手間と時間がかかる作品でしたが、二度とないチャンスにチャレンジしました。
 ホールでの限られた時間の中で編曲・レジストレーションをよりよく整えるために、あらん限りの力を振り絞って時間ギリギリまで音色の変更やタッチの工夫を試みました。また楽章ごとのイメージに合わせたカラフルな照明を作って頂き、視覚的にも盛り上げて頂きました。お蔭様で本番では金管楽器の華麗で繊細なサウンドと、オルガンの豊満でダイナミックなサウンドを目いっぱい表現でき、実に楽しかったです。そうそう、開場時間になって慌てて舞台から引っ込んだのですが、しばらくして自分の鞄がない事に気づきました。まさかと舞台袖から中を覗くと、第2演奏台から少し離れた舞台中央に、シューズや筆記具やらを入れた、なかなかくたびれたエコバッグがポツンと一つ。まぎれもないワタクシの物でした。すでにお客様が入ってこられていましたが、アシスタントさんが素知らぬ顔でさっと取って来てくれました。これまた自分らしい「やっちゃった」思い出です。あのオルガンで、また金管楽器とカッコいい映画音楽をやりたいなあ、と当時共演してくれた管楽器の友達と時折話しています。この夢、いつか叶いませんか?

久保田 真矢

久保田 真矢の演奏写真 久保田 真矢の演奏写真

Vol.36(2008年9月27日)の模様

★Vol.36(2008年9月27日)公演情報

久保田 真矢 Maya Kubota

久保田 真矢

神戸女学院大学を経て、東京藝術大学、同大学院修士課程修了。フランクフルト音楽大学にて古典から現代音楽まで幅広く研究する。帰国後もオランダ、スペイン、イタリアなど国内外のオルガンアカデミーを訪れ、さらに研鑽を積む。現在は、関西を中心にオーケストラ、合唱、声楽、管楽器との共演、オーケストラのオルガンパート担当、ソロ演奏などの活動をしている。故伊澤長俊、廣野嗣雄、E.クラップの各氏に師事。アクトシティ浜松副オルガニスト、安土文芸の郷セミナリヨ及びLICはびきのオルガン講座講師。一般社団法人日本オルガニスト協会理事。

[6]大木 麻理(Vol.62[2018]出演)

Vol.62(2018年9月8日)の模様

 「オムロン パイプオルガンコンサートシリーズ」が25周年を迎えられたことに、心からお祝い申し上げます!
 私にとって京都コンサートホールのパイプオルガンは”どんな挑戦も受け止めてくれる楽器”、その一言に尽きます。
音楽に必要不可欠な「静」と「動」の要素をバランス良く持ち、国や時代、またジャンルにとらわれることなく、様々な楽曲を演奏することのできる楽器は、なかなかあるものではありません。
 2018年に出演させていただいた際には、オルガン✖️和太鼓という、一見無謀にも思えるデュオに挑戦しました。どんなコンサートになるのか、演奏者はもちろん、誰にも予想ができない不安の中で本番を迎えましたが、「ここはライブ会場…!?」と錯覚するほど、熱狂的にその音楽を受け入れていただきました。あの時の感動は今でも鮮明に覚えています。
 「こんなことをやってみたいなぁ…」と想う時、必ず頭に浮かぶのが京都コンサートホールのパイプオルガンです。これからも私の挑戦を、”どん!”と受け入れてくれる存在で居てくれたら、こんなに心強いことはありません。
 パイプオルガンは大切に使えば世紀を超えて生きる楽器です。これからも京都コンサートホールのオルガンが、多くのお客様、そしてオルガニストに愛され、素敵な音を奏で続けることを心から願っています。

大木 麻理

Vol.62(2018年9月8日)の模様

Vol.62(2018年9月8日)の模様

★Vol.62(2018年9月8日)公演情報

大木 麻理 Mari Ohki

中山 幾美子

東京藝術大学卒業、同大学院修了。DAAD、ポセール財団の奨学金を得てリューベック国立音楽大学、デトモルト国立音楽大学に留学し、満場一致の最優等で国家演奏家資格を得て卒業。第3回ブクステフーデ国際オルガンコンクール邦人初優勝、第65回「プラハの春」をはじめ国内外で多数受賞。リリースしたCDアルバム「エリンネルング」「51鍵のラビリンス」がレコード芸術特選盤に選出されたほか、オルガンで参加した「Live from MUZA」( サン=サーンス:交響曲第 3 番「オルガン付き」) は、第58回レコード・アカデミー賞の録音部門を受賞した。ミューザ川崎シンフォニーホール・オルガニスト。神戸女学院大学および東洋英和女学院大学非常勤講師、(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。

[7]川越 聡子(Vol.55[2015]出演)

 「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」25周年、おめでとうございます。京都コンサートホールのオルガンを愛し、このシリーズを支えてくださった皆様に心より感謝を申し上げます。
 東京を拠点としている私ですが、関西で最もご縁があるのが京都コンサートホールのオルガンかもしれません。最初に、ホール主催の夏休み企画『パイプオルガンものしり博士』で「オルガンのお姉さん(?)」として、ちびっ子たちを前に舞台上で模型を使って説明したり、一緒に演奏したりしながら、オルガンを体感していただく企画を担当しました。そして、2015年2月のオムロンのシリーズでは『オルガンに咲いた花・華』というテーマで、前半は柿沼唯「蓮花」、ブラームス「バラは咲きて」等、そして後半は「花の都パリ」の音楽や「カルメン幻想曲」等、「ものしり博士」では弾くことのできなかった本格的な曲をガッツリと演奏させて頂きました。プログラムを欲張りすぎて、オルガンのストップ(音色)選びとメモリーに時間のかかる曲ばかりが並び、当日の朝までヒーヒー言いながらリハーサルをしていた覚えがありますが、満場のお客様の熱い拍手に迎えられ、私にとっても忘れえぬ本番となりました。「ものしり博士」の小さなお客様が少し大きくなって聞きに来てくれた事も嬉しく、「継続は力」だと思いました。
 これからもオムロンのシリーズが末永く続き、京都の皆さまにオルガンを親しんで頂ける事を心より願っております!

川越 聡子

川越 聡子の演奏写真 川越 聡子の演奏写真

Vol.55(2015年2月28日)の模様

★Vol.55(2015年2月28日)公演情報

川越 聡子 Satoko Kawagoe

川越 聡子

東京藝術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院音楽研究科修了。フランス国立トゥールーズ音楽院高等課程(CESMD)修了。オルガンを小林英之、廣野嗣雄、早島万紀子、ミシェル・ブヴァール、ヤン・ヴィレム・ヤンセンの各氏に師事。第2回アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ国際オルガンコンクール第2位入賞。これまでにフランス、スペイン、ベルギー、オーストリアの演奏会に招聘され、2018年にはパリ・ノートルダム大聖堂のリサイタルに出演。ヨーロッパの歴史的楽器の豊富な演奏経験を活かした研究・指導を行うほか、特にフランスのオルガン音楽の魅力を伝える啓蒙活動を広く行っている。所沢市民文化センターミューズ初代ホール・オルガニスト。現在、東京芸術劇場副オルガニスト、洗足学園音楽大学及び東海大学教養学部芸術学科オルガン講師。(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。CD「芸劇オルガン」(King records,2019)。
https://satoko-kawagoe.com

[8]高橋 聖子(Vol.8[1999]・Vol.23[2004]出演)

 この度は25周年記念を心よりお祝い申し上げます。
 私が初めてこのオルガンと出会ったのは、1995年秋の「京都コンサートホール オープニングシリーズ」の際に、恩師であるマリー=クレール・アラン先生の通訳で舞台に上がった時でした。当時は、檜舞台の良い香りがして、前方にそびえる大オルガンを見た時には、まさに心が躍りました。翌年には、「オムロン デイライトコンサート」の第1回を弾かせていただき、さらに発展した現在の形となった1997年からのこの「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」には、その後も2回出演させていただきました。とにかくこの大オルガンで、特に普段は弾く機会の少ないフランス・オルガン音楽の大曲を、フルに音色を使いながら思い切り弾けることが、嬉しくてたまりませんでした。
 一方で、何よりもこのシリーズの魅力は、国内外で活躍する著名なオルガニストの演奏を気軽に聴けることに加え、国内の実力のある若手オルガニストにも貴重な機会を提供し続けて下さったことにあると思います。私も一聴衆として、このシリーズには、しばしば足を運び、勉強させていただきました。特に海外の懐かしいオルガニストと、この京都のオルガンコンサートを通して再会できることが、私にとってはこの上ない喜びの一つとなっています。この恵まれたグローバルなオルガン環境に、心から感謝しています。
 これからも益々のオルガンの発展を担うシリーズとして、今まで以上に愛され続けるコンサートであることを、心より願っております。

高橋 聖子

高橋 聖子の写真

★Vol.8(1999年5月22日)公演情報

★Vol.23(2004年5月29日)公演情報

高橋 聖子 Kiyoko Takahashi

高橋 聖子

 同志社女子大学学芸学部音楽学科オルガン専攻卒業後、ドイツのシュトゥットガルト音楽大学に留学。1991年同大学院修了後、フランスのルエイユ・マルメゾン音楽院に入学。92年同音楽院にて審査員全員一致でExcellence賞、93年Virtuosité賞を受賞。その後パリ市立高等音楽院(現パリ地方音楽院)に学ぶ。パリにおける5年間は、各音楽院においてマリー=クレール・アランの唯一の日本人門下生として研鑽を積む。95年、第1回パリ市国際オルガンコンクールにて、ファイナリストとしてサントゥスタッシュ教会で演奏し、イヴォンヌ・ロリオ賞(オリヴィエ・メシアン最優秀賞)を受賞する。
 帰国後は、定期的にソロ・リサイタルを行うほか、国内外のオーケストラや海外のブラスアンサンブル、合唱団などと共演し、好評を得ている。
 2015年には第34回「藤堂音楽賞」を受賞。
 故マリー=クレール・アラン、故ヴェルナー・ヤコブ、鴛淵紹子の各氏に師事。現在、同志社女子大学、及び同志社大学嘱託講師。(一社)日本オルガニスト協会、京都音楽家クラブ会員。

[9]土橋 薫(Vol.27[2005]出演)

京都コンサートホールにて

京都コンサートホールにて

 「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」が25周年を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。
 京都コンサートホールとその素晴らしい大オルガンは1995年秋に完成&オープンでしたが、その年の1月17日には阪神淡路大震災があり、工事中のオルガンに影響はなかったか心配したことを思い出します。幸い京都コンサートホールのオルガンは地震の被害も受けず無事完成、重厚かつ輝かしい音色の大オルガンの響きは、関西のオルガニストにとっての憧れと力づけとなりました。それまでに何度か合唱団やオーケストラとの共演などで演奏する機会を頂いていましたが、2005年に「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」に出演の機会を頂いた時には、本当に嬉しく光栄に思いました。
 国内最大規模のオルガン、フランスとドイツの両方の音色を持ち、さらに日本の伝統楽器の音色まで備えているオルガンで、何をどのように弾こうかと迷いました。何といってもオルガンのための作品としてはJ.S.バッハ、そしてバッハに至るまでのバロックの名曲ははずせません。せっかくのフランスの音色を活かしたシンフォニックな作品も弾きたい、いやこのような大オルガンでこそ実現できるオーケストラからの編曲作品も、と悩んだ末に選んだプログラムは、いささか欲張りになってしまいました。レジストレーションの際にも、選択肢がありすぎて大変! でも地響きのような低音や、迫力満点のラッパ系の響き、スウェルの開閉による表情の豊かさなどを満喫、もっとここで弾く時間が欲しいなあと思いつつ迎えた本番でした。
 パイプオルガンの様々な可能性を引き出せる楽器だからこそ、どれもここで弾いてみたかった作品ですが、当時のプログラムを引っ張り出して見てみると、それがどこまで表現できたのか、ちょっと恥ずかしいですね。でもその中には、ずっと弾き続けている曲もあり、良い経験をさせていただいたことに、あらためて感謝いたします。

土橋 薫

★Vol.27(2005年9月10日)公演情報

土橋 薫 Kaoru Dobashi

土橋 薫

大阪音楽大学ピアノ科及びオルガン科を卒業。東京藝術大学大学院修了。大学院在学中に西ドイツ、ウェストファーレン州立教会音楽学校に奨学金を得て留学し、西ドイツ教会音楽家A資格(オルガン演奏、声楽)を取得。
ドイツを中心とするヨーロッパ各地において演奏活動を行い、好評を博す。日本国内では、いずみホール、ザ・シンフォニーホール、LICはびきの、など大阪を中心に、東京、京都、神戸、その他の各地で多くの演奏会に出演し、なかでも、いずみホール・パイプオルガン・シリーズ、ザ・シンフォニーホールでの「オルガン名曲コンサート」(1994年より2012年の毎年)は、多彩な企画とわかりやすい解説で好評を得た。
CD「for you オルガン音楽をあなたに」、「SPARKLING ORGAN オルガンのきらめき」、「美の都・パリのオルガン芸術」、DVD「パイプオルガン入門」をリリース(いずれもコウベレックス)。
大阪音楽大学特任教授、甲南女子大学非常勤講師。LICはびきのオルガン講座講師、及びオルガンアドヴァイザー。日本基督教団島之内教会オルガニスト。(一社)日本オルガニスト協会関西支部長、日本オルガン研究会会員。

[10]フランソワ・エスピナス(Vol.60[2017]出演)

J’ai découvert Kyoto il y a plus de 35 ans lors de la période du Nouvel an. Quel émerveillement ! L’architecture, l’art de vivre dans cette ville sont ce que l’homme peut concevoir de plus beau.
Lorsque j’ai été invité par le Kyoto Concert Hall à venir jouer en 2017, ce fut une grande joie de venir. L’orgue de la manufacture Klais est propre à servir une large part du répertoire d’orgue spécialement la musique française comme il m’était demandé. Je dois dire également qu’il est rare de voir un public aussi nombreux à un récital d’orgue en France tel que je l’ai vu à Kyoto. Bon anniversaire des 25 ans !

François Espinasse

Vol.60(2017年9月16日)の模様

Vol.60(2017年9月16日)の模様

 私が初めて京都を訪れたのは35年以上も前のこと、お正月の時期でした。このまちの建物や暮らしは、人が想像しうるものの中でも最も美しいものだと大変驚嘆しました。
 私が2017年に京都コンサートホールから演奏依頼を受けた時は本当に嬉しかったです。クライス社のオルガンは幅広いオルガン作品のレパートリーに適していますが、特に、京都コンサートホールが私にリクエストしてくれたフランス音楽を演奏するのにぴったりです。
 京都公演ではたくさんのお客様がホールにお越しくださったのですが、フランスでオルガン・コンサートを開催してもあれほど多くのお客様がお越しくださるのは稀だと言わざるを得ません。
 「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」25年目、おめでとうございます!

フランソワ・エスピナス

★Vol.60(2017年9月16日)公演情報

フランソワ・エスピナス François Espinasse

フランソワ・エスピナス

1961年生まれ。トゥールーズ音楽院にて学ぶ。同音楽院グザヴィエ・ダラスのクラスでオルガンを習得し、1980年にプルミエ・プリ(1等賞)を得て卒業。その翌年アンドレ・イゾワールのクラスで研鑽を積んだ。1986年トゥールーズ国際オルガンコンクールの現代音楽部門で、1988年には第1回武蔵野市国際オルガンコンクールで入賞。
現在、パリのサン・セヴラン教会、およびヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガニスト。リヨン国立高等音楽院でオルガン科教授として後進の指導にあたっている。
現代音楽にも造詣が深く、とりわけ、ジルベール・アミ、ピエール・ファラゴ、ベッツィ・ジョラス、フィリップ・ユレル等の作曲家と定期的に協力し、初演している。また、文化省の歴史的建造物保存委員会(オルガン部門)のメンバーをも務めている。
フランス国立放送局新ホールに設置されたグレンツィング製オルガンの披露演奏会では、ベルナール・フォクルールの委嘱作品を初演し好評を得た。

[11]廣江 理枝(Vol.37 [2009]出演)

 「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」25周年おめでとうございます。
 私が出演させていただいたのは、2009年2月でした。14年間暮らしたドイツを離れてちょうど3年が過ぎた頃ですが、右も左もわからないまま東京藝術大学の常勤教員として、小学生の子供の母として、目の回るような毎日を送っていたことを思い出します。改めて過去の演奏会ファイルから当時のプログラムやトーク原稿を探し出してみて、びっくり。そんな忙しい日々の中、バッハやフランクの大曲、メシアンの難曲や自ら編曲した(滅多にしません。楽譜もなくなってしまって、幻の編曲です)プロコフィエフ、そして最後にロマン派の大曲ロイプケ《詩篇94篇》という、なんとも攻めたプログラムを並べているではありませんか。京都といえば、プロコフィエフの《ロメオとジュリエット》を編曲して、難しい〜と半分泣きながら演奏したことだけは覚えていましたが…。13年前は(それなりに)若く、怖いもの知らずでした。
 京都コンサートホールのクライス・オルガンは、東京藝大にあるクライス・オルガン(1966年設置)と似た弾き心地ではあるものの、若く少し気取っている(?)印象を持ったことを思い出します。なかなか簡単には振り向いてくれないような気難しさと、気が合えばスッと心を許してくれるような、ツンデレなオルガンだったように記憶しています。あれから一昔以上が経って、きっと素晴らしいレディー(ドイツ語でオルガンはDie Orgel、女性名詞)になり、多くの感動の時を生み出していらっしゃることでしょう。ぜひいつかまたお目にかかりたいと思います。これからもますます円熟した響きで聴衆を魅了していかれますように!そして、コンサートシリーズのますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

廣江 理枝

廣江 理枝の演奏写真 廣江 理枝の演奏写真

Vol.37(2009年2月21日)の模様

★Vol.37(2009年2月21日)公演情報

廣江 理枝 Rie Hiroe

廣江 理枝

桐朋学園大学ピアノ専攻、東京藝術大学修士課程オルガン専攻修了。DAAD(ドイツ学術交流会)、アサヒ芸術文化財団より奨学金を得て、ドイツ・ハノーファー音大ならびにシュトゥットガルト音大へ留学、修士課程・ソリスト課程を修了。オルガンを廣野嗣雄、ウルリヒ・ブレムシュテラー、ルドガー・ローマンの各氏に師事。伝統ある仏・シャルトル大聖堂国際オルガンコンクールにアジア人として初めて優勝。オーデンセ、武蔵野市国際コンクール最高位受賞ほか数多くの受賞歴を持つ。シャルトルでの優勝以降、ドイツを拠点に世界各地でリサイタル・ツアーののち、2006年から東京藝術大学音楽学部オルガン科主任として教育活動、国内外での演奏活動を行っている。ルネサンス・バロック時代から現代に至る幅広いレパートリーを持ち、とりわけその揺るぎない技巧と、作品に血を通わせ呼吸をさせる感性を以て常に高い評価を得ている。これまでに、「Musik für die Seele」(Gratiaclassic, 2006)、「ガルニエ・オルガンのひびき」(東京藝術大学出版会, 2014)、「Ode an BACH バッハ讃 〜J.S.バッハ青年期のオルガン作品」(R-Resonance、2021、『レコード芸術』特選盤)のC Dをリリース。門下からは世界で活躍するオルガニストが輩出しており、国際コンクール審査員やマスタークラス講師として海外からの招聘も多い。東京藝術大学教授、ドイツ語福音教会Kreuzkirche主任オルガニスト、日本オルガン研究会・(一社)日本オルガニスト協会会員。

[12]桑山 彩子(Vol.31[2007]・Vol.40 [2010]出演)

 「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」25周年、誠におめでとうございます。
 京都コンサートホールのオルガンが完成した1995年、当時の私は音楽大学でオルガンを専攻する学生。生まれ育ったこの京都の街に立派なオルガンがやってくる!ということが京都市民の一人として純粋に嬉しく、心躍ったことを思い出します。完成後まもなく行われた試弾会では、関西を中心に全国のオルガニストの方々が興味津々で集まり、出来たてほやほやのオルガンに対面しました。手鍵盤を4段備え、その左右に90種類の音色を選ぶノブがずらりと並び、演奏台はまるでコックピットのよう。その音色は、繊細で柔らかなものから馬力のある豪華な響きまで多様で、ただただ圧倒されるばかり。そんな初対面から数年後、フランスでの修行を終えて帰国し、「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」で演奏の機会をいただいた時はまるで夢のように嬉しく、可能性に溢れる楽器を前にしてワクワクがとまりませんでした。
 2007年のコンサートではフランス音楽を、2010年にはドイツ音楽を中心に演奏いたしました。それぞれの国の言葉がそうであるように、オルガンも国によって独特な色合いや響きがあります。それをすべて受け入れ、変幻自在に美しく歌う京都コンサートホールのオルガンに心から感動しながら、すべてを委ねて演奏したことを思い出します。
 長い歴史のあるパイプオルガン。ヨーロッパには何百年も歌いつづける歴史的楽器が点在するように、必要な手入れを施し大切にすればとても長生きする楽器です。京都コンサートホールのオルガンの健康が守られ、その美しい響きが聴く人びとの心をいつも明るく満たしますように!これからの「オムロン パイプオルガン コンサートシリーズ」の更なる発展を心よりお祈りいたします。

桑山 彩子

桑山 彩子の演奏写真 桑山 彩子の演奏写真

Vol.40(2010年2月20日)の模様

★Vol.31(2007年2月25日)公演情報

★Vol.40(2010年2月20日)公演情報

桑山 彩子 Ayako Kuwayama

桑山 彩子

エリザベト音楽大学卒業、同大学大学院修了後、渡仏。リヨン国立高等音楽院を審査員満場一致のプルミエ・プリを得て首席で卒業。高等音楽学国家免状を取得。リヨンを中心にトゥールーズ、ル・ピュイなどフランス各地で演奏会を行っているほか、アルクマール(オランダ)、フライベルク、ドレスデン(ドイツ)など、各地の歴史的オルガンによる演奏に招かれる。第6回ゴットフリート・ジルバーマン国際オルガンコンクール優勝。2008年度、京都市芸術新人賞受賞。
オルガンを山崎 陽子、ジャン・ボワイエ、リーズベス・シュルンベルジェ、ルイ・ロビヤール各氏に師事。現在、エリザベト音楽大学非常勤講師、京都カトリック河原町教会オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員

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